前回は、自社の認知を広げるために自社メディア、セミナーの他にも、他社メディアに寄稿させて頂いたというお話を書きました。

今回は、その流れでオンラインセミナーを開催しているSchooさんにセミナーをするチャンスを頂き、どのようにそのチャンスを活かしていったかについて書きます。

 

Schooでの講座開設の機会を頂く

お声がけ頂いた当時は、セミナーの開催もある程度軌道に乗ってきて、次にどうやって露出を広げていこうかを考えていた頃でした。

提案頂いた内容は、SEOの講座を、生放送で、毎月定期開催しませんか?ということだったと思います。

SchooというWebに関係する教育コンテンツを当時から豊富に持っていて、ユーザー数も多いメディア上で、毎月露出できる機会というのは渡りに船だと素直に思いました。
(インバウンドマーケの責任者として)

とは言え、開催時刻が20時からということ、月に2コマ(1コマ1時間)やるのをMustということを考えると、講師を担当してもらうコンサルタントを誰にしようかが悩みどころでした。

1人に担当し続けてもらうのか、複数人で分担するのか。
どのように露出を図るかを決める必要がありました。

講師を担当するコンサルを1人に決める。そして第1次Schoo活用期へ
セミナーなど人前で話す経験が豊富なコンサルタントを全面に出して、会社の認知と、コンサルタント本人の名前をSchooを通して認知を広げることに致しました。

結果としてこの選択は成功で、彼がが本来持つ理路整然とした解説と、アドリブにも強い対応力が、生放送で不特定多数の視聴者の方々を相手に、回を重ねる毎に良い方向へ動いていきました。

うろ覚えですが、彼が外部の交流会に参加した際に、「Schoo見てますよ」といろいろな方にお声がけ頂いたという話があったようです。

最終的に、8ヶ月間で合計16コマ分の講座を開催してもらいました。

本当に有り難いことでしたし、本人は何も申しませんが毎月講座を生み出していくキツさがかなりあっただろうと思います。

 

第2次Schoo活用期で複数のコンサルタントを登壇させる

約1年近く一人のコンサルタントに頼りっきりだったこともあり、次は他のコンサルタントたちにも登壇の機会を作ろうと考えました。

コンサルタント4人を投入し、4ヶ月間でシリーズ物の講座を実施することになったのですが、先陣を切る最初の講座(1コマと2コマ)の担当者が急遽対応出来なくなってしまったのです。

そこで前回担当してくれた彼に穴を埋めてもらい、4ヶ月シリーズの最初の2ヶ月を担当してもらいました。
その講座を受けて、コンサルタント2名が無事に後任を務めました。

他のコンサルタント2名は、自社セミナーでの登壇機会はありましたが、不特定多数の視聴者を相手にした生放送セミナーは非常に緊張を伴うものだったと思いますが、目立った問題もなく努めてくれたことには、頭が下がる思いです。

 

現在はSchooさんで生放送のSEO講座は行っておりません

第1次と第2次を経て、Schooさんには非常に大きなチャンスと、社名とコンサルタントの個人名を知って頂く機会を頂戴しました。

本当に有り難いことでした。

Schooさん 本当に有難うございました!

しかし、その機会とチャンスを頂いた反面、コンサルタント個人の業務時間の多くを奪うことにもなってしまいました。

弊社のコンサルタントは、ご契約頂いているクライアント様のサイトで、お客様が求めている結果に結びつける施策を提案するのが本業です。

その本業にも影響が出かねないということもあり、現在は講座の開催は行っておりません。

Schooさん以外からの引き合いも定期的にあるのですが、コンサルタント達が多忙を極めておりますので、当分新たに行う予定はございません。

どうしても、会社の認知、コンサルタント個人の認知を広げるために、色々なことを仕掛けていきたいインバウンドマーケ責任者の目線と、

そうは言ってもその結果、彼らに期待してご契約頂いたお客様のコンサルティングに支障が出てしまうとしたら、それは本末転倒だということになってしまいます。

この辺のさじ加減は、いつまでも難しいなと感じております。^^;

 

まとめ

・巡ってきたチャンスに対して実現できるレベルまで「妄想」する
・売り出す人を絞って長く露出する
・信頼に足るメンバーに講座を任せる
・実績が積み上がったところで複数人で講座を実施
・成功体験が積み重なっても、現状と照らし合わせ、継続しないという選択も取る

次回は、メルマガをどのように進めて行ったかについて書きますね。

今回も最後まで読んで頂きありがとうございました。